BREITLINGの歴史について ~主要モデル紹介~

自動巻きクロノグラフ
ブライトリングの歴史は1884年スイスのサンティミエから始まりました。もともとは精密機器の製造を生業としており、その姿勢は今も変わることなく「時計ではない、計器である。」という理念を掲げているほどです。なんといってもブライトリングを語るうえで欠かせないのが、「クロノグラフ」。
時は遡り1950年代、機械式時計市場にて手巻き式から自動巻きの需要が高まったことで 各メーカーは「自動巻きクロノグラフ」の開発を進めていました。もとより計器に定評があったブライトリングも、「タグホイヤー」「ハミルトン」「デュボア・デプラ」と手を取り合い、1965年「プロジェクト99」を立ち上げます。そして、その3年後の1969年に念願の自動巻きクロノグラフ「キャリバー11」を完成させました。
この1969年という年が鍵となっていて、他の特集ではこのキャリバー11の誕生を「世界初」と記載している記事も存在しますが、この1969年はプロジェクト99のみならず、「ゼニス」と「セイコー」が自動巻きクロノグラフ誕生の声を上げている年でもあります。
20世紀における最大の時計発明と言われる自動巻きクロノグラフの開発を競い合っていたなか、どのメーカーが世界初なのかと定義付けるのは難しいのですが、結論から申しますと、世界で最も早く発表されたのは「ゼニス エル・プリメロ」であり、世界で初めて発売されたのは「セイコー 5 スポーツ スピードタイマーキャリバー6139」です。
1969年3月にバーゼル見本市において発表することを決定していたプロジェクト99より早く、同年1月にゼニスは世間に大々的に発表しました。ゼニスにおいては、制作前は創立100周年の1965年と同時にローンチする予定でしたが、完成までにさらに4年の歳月がかかっています。そのような中セイコーは、同年5月に一般向けに製品化することに成功し、自動巻きクロノグラフのキャリバー6139を載せたセイコー 5 スポーツ スピードタイマーが世界で初めて販売されました。
1969年1月ゼニス エル・プリメロ 発表
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同年3月プロジェクト99 キャリバー11 発表
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同年5月セイコー 5 スポーツ スピードタイマーキャリバー6139 製品化
ブライトリングはこのムーブメントを「Chrono-Matic(クロノマティック)」と名付け、ホイヤーは綴りを変えて「Chronomatic」として発表しています。クロノマティックが搭載されたモデルは、自社のベストセラーモデルである「ナビタイマー」と「クロノマット」の2モデルで、1968年末から1978年にかけて採用されました。
惜しくも世界初という称号は得られませんでしたが、ブライトリングの並々ならぬクロノグラフへの拘りは理解していただけたかと思います。現在では、時計界で実現することは難しいといわれていた 全てのモデルにクロノメーター認定を取得したキャリバーを搭載すること に成功しています。このことを「100%クロノメーター宣言」と称し、ブランドの確固たる地位を築きあげています。
フライトコンピューター

また、冒頭で述べた「時計ではない、計器である。」というブライトリングの理念に付随するものとして、「フライトコンピューター」が挙げられます。ブライトリングが初めてフライトコンピューター機能を搭載した腕時計を発表したのは1942年。自動巻クロノグラフが誕生する前の出来事です。現在のイメージから意外と思われるかもしれませんが、当初は「ナビタイマー」ではなく「クロノマット」にフライトコンピューターが搭載されていました。
この機能はベゼルの目盛りをスライドさせて、様々な計算が可能になったものです。今となっては電卓やスマートフォンで簡単に計算の答えを導くことができる時代になりましたが、小型の電卓が普及し始めるのは1970年代に入ってからのことなので、このフライトコンピューターが完成された頃に、速度や燃費を割り出す為の掛け算、割り算が腕時計だけで簡単に行える利便性が人々の暮らしをよりよいものにしたことが想像できます。
主要モデル紹介
[クロノマット]
1984年にイタリア空軍のアクロバット飛行チーム「フレッチェトリコローリ」の為に誕生したモデルです。クロノマットの名称自体が登場したのは1942年に発表されたRef.769が初代といわれています。クロノマットの特徴は自動巻きクロノグラフであり、前述したフライトコンピューターを初めて搭載したモデルだということ。
空軍の為に製作されたモデルということもあり、高い精度と耐久性だけでなく一目で時刻を確認できる視認性や、防水性能を兼ね揃えています。重厚な逆回転防止ベゼルがひと際存在感を放ち、クロノマットならではの独特なデザインが特徴です。2020年にマイナーチェンジが施され、細かいディティールに初代を思わせるようなデザインが採用されています。
≪正面≫左2020年以前/右2020年以降

A011M24PA(AB0110) 44mm / AB0134101B2A1(AB0134) 42mm
≪ブレスレット≫左2020年以前/右2020年以降

右/初代をオマージュして採用されたルーロー(*仏語「筒」)ブレスレット
1942年 Ref.769 クロノマット発表(フライトコンピューター初搭載)
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1952年 ナビタイマー発表
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—ブライトリング100周年—
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1984年 新クロノマット発表
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2020年 初代踏襲クロノマット発表
[ナビタイマー]

1942年にクロノマットに搭載された回転計算尺を原型とするモデルが「ナビタイマー」です。もともとはエンジニアに向けて制作されたもので、現在のフライトコンピューターとは違い、かけ算と割算ができる簡易的なものでした。
ナビタイマーに搭載されるようになったのは10年後の1952年。クロノマットと同じものではなく、パイロットに向けて開発された航空用計算盤つまりフライトコンピューターが搭載されました。アメリカ海軍のウィームス大佐が考案した回転計算尺(E-6B)を応用したものと言われています。
どういった機能かと言いますと、ベゼルを回す際ガラスの内側に収められた計算尺の外側も一緒に回ることにより、この計算尺に「対数」の原理を用いて計算を行うというものです。
なぜ、クロノマットに搭載された計算尺ではなかったのかというと、当時の時代背景が関係します。第二次世界大戦が終わり、世界的に自由に空での移動が可能になったことが要因です。それにより航空便の需要が増し、時計にもより高度な技術が求められるようになったことからナビタイマーが誕生しました。初代ナビタイマーはパイロットの手首にも必ず見られるようになるほどの大ヒットを記録し、パイロットウォッチとして誰もが認める不朽の名作となりました。
[アベンジャー]

ブライトリングの最上級品質の模範となるモデルです。時間の正確性から耐衝撃性、視認性などすべてにおいて「腕に着けられる計器」としての条件を満たすほど、ブライトリングの最高峰として名高いモデルです。
初めてアベンジャーを腕に着けられる方は、大きくて分厚いケースに驚くと思いますが、パイロットに向けた強靭な機能性を最優先とした作り込みを鑑みるとそれも納得です。空に向けてのラインナップだけでなく、特殊な飽和潜水にも対応する3000m防水「アベンジャー シーウルフ」も展開されており、海の計器としても多くの方から支持を得ています。
[スーパーオーシャン]

スーパーオーシャンは1957年にブライトリングとして初めて製造されたダイバーズウォッチです。ダイビングは1940~50年代にかけてマリンスポーツとして普及し始め、その流れを受けて開発されました。初代スーパーオーシャンの防水性能は200mでしたが、2002年に発売されたモデルでは300m防水を誇ります。
採用されているブレスレットはオーシャンクラシックブレスレットといい、メッシュのような軽やかな装着感を与えます。実は、スーパーオーシャンの初代から続いており、長年採用されていることから機能性に長けていることがうかがえます。カラーバリエーションも豊富にそろっている為、ご自身でお選びいただく楽しさもあるモデルです。
ブライトリングは幅広いモデル展開だけでなく、限定やコラボで生産されるモデルも数多く存在します。空で活躍するパイロットの方だけでなく、フライトコンピューターが搭載された現行モデルのナビタイマーならではのかっこよさに惹かれる方も多いのではないでしょうか。また、国内正規店と比べて並行輸入では販売価格に差異があるブランドでもありますので、ご不安点等ございましたら当店までお気軽にご相談いただければと思います。
お気に入りのブライトリングを是非 探されてみてはいかがでしょうか。
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◆クロノマット
→AB0134101B2A1(AB0134)・SS・ブラック・自動巻き・ブレスレット・未使用品
◆クロノマット 32 ジャパン エディション
→AB0134101B2A1(AB0134)・SS・ブラックシェル・クォーツ・ブレスレット・未使用品
◆アベンジャー
→ A13385101B1A1・SS・ブラック・自動巻き・ブレスレット・未使用品
→ A13385101B1A1・SS・ブルー・自動巻き・ブレスレット・未使用品
◆スーパーオーシャン
→ AB2020161C1A1・SS・ブルー・自動巻き・ブレスレット・未使用品



