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異色のカラトラバ

異色のカラトラバの紹介画像

真夏日かと思いきや土砂降りと、天候の変化が激しい8月となっておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年もすでに半分が過ぎました。諸々制限や我慢の多い半年でしたが、ご自身へのご褒美などは考えていらっしゃいますか?
本日はそんな自分へのご褒美に相応しい、「オーナーの満足の為に作り込まれた」ともいえる時計をご紹介します。

ブランドは「パテックフィリップ」。
言わずと知れた老舗マニュファクチュールブランドです。
その中で 王道「カラトラバ」にカテゴライズされながら、他にはない特徴をもつ異色のカラトラバが存在します。
「パテックフィリップのカラトラバ」 というだけで十分に自身へのご褒美に相応しい時計ですが、その中でも特に、他者からの目に触れにくい、オーナーにしかわからない様な作りこみが成された“オーナーの満足の為の”時計なのです。

それは 【パテックフィリップ 5227R-001 カラトラバ】

異色のカラトラバの紹介画像

パッと見はとくに変わった点は見受けられない普通の王道カラトラバ。“そこ”がポイントなのですが、細かいご案内の前に簡単にカラトラバについてご紹介します。

 

カラトラバ

パテックフィリップのスタイルを象徴する最も美しいモデルであり、ラウンド型時計の古典として その完璧な造形美により多くの時計好きを魅了する時計です。
現行モデルだけでもメンズ・レディース、センターセコンド・スモールセコンド、ベゼルダイヤ・“クル ド パリ”ベゼル、文字盤ダイヤ・彫金文字盤、アニュアルカレンダーなど多くのバリエーションが存在し、これまでにはさらに数多くのモデルが発表されてきました。
しかし、そのケースの形状・デザインは当初からほとんど変更はなく、いかに完成された完璧なデザインであるかが伺えます。
ヴィンテージ時代を除いて、現在カラトラバに使用する素材は基本的にはゴールド系とプラチナのみで(ステンレススチール製カラトラバとして話題になった5212Aなどもありましたが現在公式にはカラトラバにはカテゴライズされておりません) 、ブレスレットタイプは存在せず、全て革ベルトのクラシックモデル。
ドレスウォッチの王道・完成形であり、フォーマルな場でもまず間違いはなく、“一生使い続けられる時計”として「憧れの1本」と位置付ける時計好きも多くいる、それがカラトラバです。

5227R-001は、一見その王道カラトラバと見せつつ、さらなる他には無い特徴を持っています。
それは、「ハンターケース(開閉式の蓋付きケース)」であるということ。
つまり、シースルーバックの裏面が、開閉式の蓋で覆い隠されているのです。しかも、表面からは全くそれとわからないような形状で。
ハンターケースは、本来はカラトラバの中でも王道の形状とは異なるシリーズ「オフィサーモデル」の特徴でもあります。

 

オフィサーモデルとは

オフィサーモデルというのは、古く懐中時計から腕時計へ移行したころの面影をデザインとして取り入れたモデルの事を指します。
元々 携帯用の時計というのは懐中時計が主流でした。それを軍事関係者が戦場で直ぐに時間を確認できるように簡易的に腕に巻き付けたのが始まりとも言われています。
きちんと開発された最初の腕時計はカルティエのサントスと言われていますが、それも飛行中に直ぐに時間を確認できるようにという依頼から創られています。

異色のカラトラバの紹介画像パテックフィリップ 5159G-001 パーペチュアルカレンダー

例えばこちらの5159G-001はオフィサーモデルの特徴を備えています。
懐中時計を改良したものをデザインの元としている為、オフィサーモデルには明確な特徴がいくつかあるのです。
一つはラグの形状で、「ネジ付きラグ」と言われます。
懐中時計に四つ足を溶接してそこに腕に巻くバンドを留めた初期のモデルをもとにしている為、ケースからラグへの流れるようなラインを持つ他のカラトラバとは全くことなる形状のラグと、外側から留めるネジが付いているのが特徴です。
二つ目は「たまねぎ型リューズ」。懐中時計に多く見られるリューズの形で、その名の通りたまねぎの様な丸みの強い形状をしています。
最後に一番大きな特徴こそが「ハンターケース」開閉式の蓋です。
懐中時計は文字盤保護の為に蓋が付いているものが多くありました。軍事用に使われた初期の腕時計も保護のための蓋があるものが多く、それを引き継いだものです。ただ、現在のものは文字盤保護ではなく裏側が蓋になっていることがほとんどで、多くはシースルーバックのサファイアガラスを保護しています。

異色のカラトラバの紹介画像「ネジ付きラグ」と「たまねぎ型リューズ」

 

5227R-001 カラトラバ

そこで今回ご紹介する5227R-001 カラトラバ です。

異色のカラトラバの紹介画像

流れるような美しい形状のラグ、パテックフィリップのロゴが刻まれた平らな形状のリューズはまさしく王道カラトラバのもので、オフィサーモデルとは異なります。裏蓋側も一見何の変哲もなく、通常モデルの様・・・なのに、実はオフィサーモデルの特徴である開閉式の蓋を持っている。

しかもこの5227の最大のポイントはその裏蓋の開閉の為の爪と蝶番が、“正面からは全く見えない”ということ。インビジブル・ヒンジと言われるこの見えない蝶番は製作に非常に高い技術を要し、計算しつくされミクロン単位の精度で調整をされた蓋はぴったりとケースにフィットしている為よくよく見ないと蓋であることがわからないほどです。
しかも、オフィサーモデルは蓋の内側にホールマークなどの刻印があることが多いのに対し、5227は他のカラトラバと同じくラグの内側に刻印があります。そして裏蓋は美しくサテン仕上げが施されており、意図的に“わからないように作っている”としか思えないデザイン。蓋を開けると内側は見事な鏡面仕上げが施されており、蝶番やムーブメントがくっきりと映り込む目を見張る美しさです。
“ハンターケースであることを知っている”、“裏蓋を開けてシースルーバックからその美しいムーブメントを眺められる”のは“オーナー様だけ”です。

異色のカラトラバの紹介画像同5227のYGモデル(5227J-001)の写真/裏蓋内側への映り込みが見事

さらに 作りこみが美しいのがケース。ベゼルと裏蓋の縁部分はよくある丸みとは反対の逆反りの仕様になっており、カラトラバの完璧なケース形状をよりくっきりと見せます。
さらにこれも正面からでは分からないケースサイドの仕上げが。ケースサイドからラグにかけて美しい曲線美を見せる溝が彫られているのです。これは手彫りで彫られた後、時間をかけて鏡面仕上げが施されており、ケースをよりエレガントに見せます。

異色のカラトラバの紹介画像

この2つはカラトラバの通常モデルには見られない仕様で、コンプリケーションなどパテックフィリップの中でも上位モデルに見られる作りです。とくにサイドの溝に至ってはこれも正面からは分からず、オーナーの為の装飾と言えるでしょう。

このように、5227R-001 カラトラバは一見他のカラトラバと変わらないように見せつつ、確実に上位モデルと位置付けられた装飾を多く備え、パテックフィリップのもう一つの伝統オフィサーとの融合をも果たした特別なモデルです。

現在この特別なカラトラバは、イエローゴールド・ホワイトゴールド・ローズゴールドの三展開。イエローゴールドとローズゴールドは文字盤がラッカー仕上げのアイボリーで、その落ち着いた色味が少しレトロな高級感を漂わせます。
当店では現在ローズゴールドの5227R-001を店頭展示中。日本人の肌にはローズゴールドは肌なじみが良く、とても上品に見えるためお薦めです。

ぜひこの特別なカラトラバの実機をご覧ください。

そして是非、その特別感を堪能できるオーナー様に。

 

◆パテックフィリップ 5227R-001 カラトラバ
RG アイボリー文字盤 自動巻き レザー 未使用品
【型番(型番)】5227R-001
【素材 】18Kローズゴールド
【文字盤 】アイボリー
【ベルト 】レザー
【ムーブメント】 自動巻き
【ケースサイズ 】39mm
【防水性能 】日常生活防水
【付属品】箱・国際保証書
【商品の状態 】未使用品
【保証 】3年

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