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世界一へのこだわり

世界一へのこだわりの紹介画像

6月に入り、オリンピック開催があと1ヶ月ほどに迫ってまいりました。
オリンピックといえば、平和の祭典であるとともに各種競技において世界一を決める戦いでもあります。
時計の世界でも様々な「世界一」が存在しますがご存じでしょうか?
少し前のブログでご案内した“ユリスナルダン アストロラビウム・ガリレオガリレイ”は最も複雑な時計としてギネスブックの表紙を飾ったこともある時計でした。
今回はその時計業界で数ある世界一のうちの一つ、『 世界最薄 』への挑戦を続けるブルガリの時計をご紹介いたします。

 

― ブルガリ “オクト フィニッシモ” ―

ブルガリといえば有名ジュエリーブランド。世界五大ジュエラーに数えられるローマ創業の老舗ブランドです。
カルティエやハリーウィンストンなど、時計においても人気と実力ある有名ジュエラーは他にもありますが、ブルガリはそれらとは一線を画すように 時計のマニュファクチュールブランドとその技術力を競ってきました。
時計の技術力の高さを示すのは、先ずは複雑機構。さらにその先、その複雑機構を要するムーブメントをいかに無駄なく小さく薄くケースの中に収めるかという点があります。
ブルガリはこの点において世界一を追い求め、独自の機構でムーブメントを開発してきました。その技術力の結晶が2014年に誕生した「オクト フィニッシモ」シリーズです。

時計においての世界最薄記録は常に抜きつ抜かれつですが、現在ブルガリは オクト フィニッシモ の各種機構で七年連続、7回もの世界最薄記録を樹立しています。そのラインナップと機構は次の通り。

2014年「オクト フィニッシモ トゥールビヨン マニュアル」世界最薄の手巻きフライングトゥールビヨン
2016年「オクト フィニッシモ ミニッツリピーター」世界最薄のミニッツリピーター
2017年「オクト フィニッシモ オートマティック」世界最薄の自動巻き
2018年「オクト フィニッシモ トゥールビヨン オートマティック」世界最薄の自動巻きトゥールビヨン
2019年「オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT オートマティック」世界最薄の機械式クロノグラフ
2020年「オクト フィニッシモ トゥールビヨン クロノグラフ スケルトン オートマティック」
                                                                                    世界最薄のトゥールビヨン搭載自動巻きクロノグラフ
2021年「オクト フィニッシモ パーペチュアル カレンダー」世界最薄の自動巻きパーペチュアルカレンダー

世界一へのこだわりの紹介画像
(画像奥から発表順)ブルガリ公式より

世界最薄の自動巻時計においては長年ピアジェとジャガー・ルクルトとが競い合っており、そのピアジェに抜き返されたものの、2021年現在 ブルガリは6つもの世界最薄記録を持っています。

 

オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT チタニウム

世界一へのこだわりの紹介画像

現在当店ではそのうちの一つ、「オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT オートマティック」の2021年新作である「チタニウム」を店頭にてご案内しています。

世界最薄の機械式クロノグラフ、かつ 第二時間帯を表示するGMT機能まで搭載しているにも関わらず、そのムーブメントの薄さはなんと3.3mm。ケースを含めてもその薄さ僅か6.9mm。驚異的な薄さです。

世界一へのこだわりの紹介画像フリスクと比べても厚みにほとんど差はありません

オクトシリーズのアイコンでもある正方形と正円を組み合わせたケース形状にうまくプッシュボタンを取り入れ、その形状はほぼ変わらず。文字盤には三つのインダイヤルがバランスよく配置されています。
9時位置にスモールセコンド、6時位置に30分積算計、3時位置が24時間式のホームタイム表示ダイヤル。また、9時位置のプッシュボタンを押すことでメインの時針を一時間ずつジャンプさせることが出来るので、第二時間帯の時刻合わせもとても簡単に行うことが出来る仕組みとなっています。

驚異の薄さを誇るムーブメントは、自社製Cal.BVL 318。このムーブメントの薄さに大きく貢献しているのが、まだ比較的マイナーである“ペリフェラルローター”です。
通常、機械式時計の常識として自動巻の時計は手巻きよりも“ローターの分厚くなる”というのが一般的です。ムーブメントの一番裏側、シースルーバックなら一番良く見える表面に扇型のローターがあり、それが全面を使って回転することでゼンマイが巻き上げられていくのが多くの自動巻ムーブメントとローターの構造です。
一方“ペリフェラルローター”の構造の特徴は、ローターがムーブメントと重ならず、外周にリング状に配置されているという点にあります。その為厚みを増すことなくローターによる巻上げを実現しています。

             世界一へのこだわりの紹介画像 世界一へのこだわりの紹介画像
左:一般的なローター         右: 外周を回るペリフェラルローター

ペリフェラルローター自体は1950年代に開発されており、1960年代にはパテックフィリップがムーブメントに取り入れていますが、構造上 りゅうずの位置などに問題がありました。2000年代にようやくカール F. ブヘラがそれらの問題を克服、近年になってやっとピアジェやヴァシュロン・コンスタンタンなどいくつかのブランドが取り入れ始め、時計の薄型化を一気に進めてきました。
また、ムーブメント外周を回るという特性上、従来の物の様にムーブメントを隠すことがなく、技術の結晶であるムーブメントとその装飾を余すところなく見る事が出来るのは、機械好き・時計好きにはたまらない副産物と言えるでしょう。
オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT オートマティックではローターの一部にプラチナを用いており、しっかりとPT950の刻印を見て取ることが出来ます。PTはパテックフィリップなどがマイクロローターで用いる22Kよりもさらに比重が重く、ローターの巻上効率を高めています。

当店にてご案内している「オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT チタニウム」は 2021年の新作モデル。時計の薄型化の恩恵の一つがその軽さにありますが、サンドブラスト加工を施したチタンケースはその軽さをさらに増し、しかも耐食性や強度も抜群。ブレスレットではなくラバーストラップになったことで複雑時計とは思えないほどの軽さで、日常使いに最適。ぜひ実際に手に取ってご覧いただきたい時計です。
世界一へのこだわりの紹介画像

余談にはなりますが、ブルガリのオクト フィニッシモには日本人建築家・安藤忠雄氏とのコラボレーションによる限定モデルが存在します。2019年11月のコラボに続き、今年4月に新たなコラボレーションモデルが発表されているのですが、じつは当店が入る建物、表参道コレッツィオーネは安藤忠雄氏の設計によるもの。とてもご縁を感じます。
もし店頭に並ぶことがあれば必ずこちらでご紹介したいと思います。

 

ブルガリ 103371 オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT
TI 黒文字盤 自動巻き ラバー【未使用品】

【型番(型番)】103371
【素材】チタニウム
【文字盤】ブラック
【ベルト】ラバー
【ムーブメント】自動巻き/Cal.BVL 318/パワーリザーブ55時間
【ケースサイズ】42mm
【防水性能】日常生活防水
【付属品】箱・国際保証書
【商品の状態】未使用品
【保証】3年

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