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5205G-013 コンプリケーション アニュアルカレンダー

5205G-013 コンプリケーション アニュアルカレンダーの紹介画像

暦上では春になり、少しずつ暖かくなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

まもなく2月末を迎えますので、タイムリーに年次カレンダーの時計をご紹介しようと思います。なぜタイムリーかというのは後程・・・。

 

ご紹介するのはこちら。

パテックフィリップ「5205G-013 コンプリケーション アニュアルカレンダー」

5205G-013 コンプリケーション アニュアルカレンダーの紹介画像

年次カレンダーとムーンフェイズを備えるホワイトゴールドモデルです。

 

ブルーブラックの深く美しいグラデーションカラーをホワイトゴールドのシンプルなケースが引き立てます。

なんといっても特徴は、文字盤上部のインデックスの隙間に配置された扇型の表示窓。

年次カレンダーといえば、文字盤にはいくつものスモール文字盤が並び、針による指示から“読み取る”ものが一般的です。例えばこちら同じくパテックフィリップの5146G-001。

5205G-013 コンプリケーション アニュアルカレンダーの紹介画像

5146G-001 アニュアルカレンダー

こちらに比べ、ディスクを用い、表示窓に表示させる5205Gではパッと見ただけで、“読み取る”必要はなく一目で月・日・曜日が認識できます。また時針分針と連動する24時間表示針があるため、本当に一目で時刻の把握が可能です。

 

同じく表示窓を用い、24時間表示針を備えるモデルは5396Rがありますが、インデックスの間をめいっぱい使った5205Gとは窓の大きさが全くことなり、5205Gの視認性の高さがいかに素晴らしいかがわかります。

5205G-013 コンプリケーション アニュアルカレンダーの紹介画像

ここまでデザイン性の高さの話をしてきましたが、そもそも年次カレンダー・アニュアルカレンダーが、パテックフィリップが特許を持つ機構であるということをご存知でしょうか?

年次カレンダーとは、自動で大の月小の月の計算・調整を行うカレンダー機構で、自ら日付調整が必要なのは一年のうち2月末から3月1日にかけての年1度だけです。

最初にタイムリーと言ったのは、この【年に1回】がまもなくやってくるからでした。

 

いまや複雑機構の一つとして当たり前のように認知され、多くのブランドからリリースされているこの機構は、1996年にパテックフィリップによって創作されたものなのです。

 

永久カレンダー搭載の時計をパテックフィリップが手掛けたのは1925年。2100年まで(現在のほとんどのモデルで)一切の手動による日付調整を必要としない永久カレンダーと、小の月には必ず調整が必要なシンプルカレンダーとでは機構・技術的にも価格的にも開きが大きすぎることは長年の懸案であり、二つの機構の間を埋めるものとして年次カレンダーが開発されました。

その際、永久カレンダーを簡素化したものではなく、通常のシンプルなカレンダー機構をアップデートするという着想で作られました。事実、ムーンフェイズ搭載の永久カレンダー機構が約280の部品からなるのに対し、5205Gでは356もの部品が使われていることからも、簡素化ではなく“新たなチャレンジ”であったことがわかります。

 

永久カレンダーでは大きなレバーを用いて日付のディスクを送ります。このレバーにより構造はより複雑になりコストもぐんと上がっていくのですが、年次カレンダーではレバーを用いず、毎日稼働している日付用歯車(日車)を利用することで日付の自動調整を実現し、コストを大幅に抑えています。

日車に、新たに開発された一つ歯の歯車“ドルフィン”を作用させることにより、小の月には日車を二回動かし、自動で[1日]へと日付が変わります。

レバーの組み立てや調整が非常に複雑な永久カレンダーに比べ、歯車だけで構成されるため調整が少なく誤作動も起こしにくく、さらにコンパクトで汎用性が高いという、ここまででは一見メリットばかりのようです。しかし歯車が増えると抵抗が増え精度を保ちにくい、またテコの原理を用いるレバーと異なり、重いディスクを回すのが難しいなどのデメリットもあります。前述したとおり一般的なアニュアルカレンダーがディスク表示ではなく針で指し示すのはそのためです。

しかしそれをものともせず、最も厳格な規格と言われるパテックフィリップシールを当たり前のように満たし、2006年に5396で難なくディスク表示を発表したパテックフィリップはさすがとしか言いようがありません。

 

このように年次カレンダーという機構はパテックフィリップの革新と技術力を象徴する代表的な機構であり、現行モデルだけでも25個ものラインナップがあります。

中でも ホワイトゴールドの輝きと文字盤の美しさが際立つ5205G-013。繊細なカットが施されたインデックスはアプライト仕様、窓を囲む枠も全てホワイトゴールドで作られています。ムーンフェイズもブルーブラックで統一されてとても上品。

5205G-013 コンプリケーション アニュアルカレンダーの紹介画像

最初の設定も、それぞれ日・月・曜日・ムーンフェイズと連動したサイドのプッシュボタンで行うため難しいベゼルやリューズ操作は必要ありません。

また、裏蓋はシースルーの為、美しく装飾されたローターや内部機構を見ることができます。

5205G-013 コンプリケーション アニュアルカレンダーの紹介画像

まもなくやってくる年に1度の日付調整を機に、その仕組みや成り立ちにも注目してみるのはいかがでしょうか。

5205G-013 コンプリケーション アニュアルカレンダーの紹介画像

 

コンプリケーション アニュアルカレンダー

【REF】5205G-013

【素材】18Kホワイトゴールド

【文字盤】ブルー/ブラックグラデーション

【ベルト】レザー

【ムーブメント】自動巻き / Cal.324 S QA LU 24H/206

【サイズ】40mm

【防水】100M防水

【付属品】箱・国際保証書 あり

【商品状態】中古

【保障】1年

 

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