アール・ヌーヴォーとアール・デコから読み解く HARRY WINSTON アヴェニュー オーロラ

こんにちは。 南青山クロンヌ ウォッチコンシェルジュ川又です。
今回ご紹介するのは、ハリーウィンストンより
ハイジュエリーウォッチとして知られる「アヴェニュー クラシック オーロラ」
アールデコ調のデザインに三角のモチーフが特徴的。
正面のベゼルのみならず、ケースサイド・前後にも大粒のダイヤを贅沢にも施した美しい逸品。

ハリーウィンストンの創業は1932年。
アールデコ様式の全盛期に誕生したハリーウィンストン社はデザインに大きな影響を受けています。
さて、時計のデザインでよく登場する「アール・デコ」
また、それとは対称的なデザインの「アール・ヌーヴォ―」
建築物/建造物、家具、ドレス、時計…様々なシーンで耳にする事があるかと思います。
ヴィンテージの時計と現行モデルのデザインが大きく違うように
時計のデザインによって、時代背景が見えてきます。
アール・デコとアール・ヌーヴォ―の違い
【 Art Nouveauアール・ヌーヴォ― 】19世紀末~
主にフランスやベルギーなどのヨーロッパで流行した装飾様式。
曲線的であり、装飾性の高いまさに芸術的なデザイン。
Art(芸術) Nouveau(新しい)
フランス語で「新しい芸術」を意味する。
アール・ヌーヴォ―はパリの美術商の名前から一般化した名称。
その他、国によって様々な呼び名が存在する。
「モダンスタイル」 「メトロ様式」…etc
装飾性の高いアール・ヌーヴォ―は第一次世界大戦勃発から徐々に衰退し、
代わりにシンプルで生産性の高いアール・デコ様式が登場する。
【 Art Decoアール・デコ 】1930年~
衰退したアールヌーヴォーに代わり、ヨーロッパやアメリカ・ニューヨークを中心に流行した幾何学図形などをモチーフにした直線的なデザイン。
アール・デコは第一次世界大戦と第二次世界大戦の間に流行したことから
「大戦間様式」や1925年のパリ万博から世界に知れ渡ったことから、
「1925年様式」とも呼ばれる。
アール・デコの名称の由来はパリ万博の正式名称である
【 L’Exposition international des arts decoratifset industrilsmodernes 】から
Art(芸術) Deco(装飾)
フランス語で装飾芸術を意味している。
この頃、ヨーロッパやアメリカでは、芸術が一部の特別階級だけのものではなく、
大衆向けへと移行していった時期の為、よりシンプルさが求められた時代背景も。
ハリーウィンストンの「アヴェニュー」はハリーウィンストン本社の左右対称な
ファざード(建築物の入口正面)のアーチをモチーフにしたデザインが上下にあしらわれています。

ケースデザインや文字盤の装飾に於いても直線的なデザインが多いにもかかわらず拘わらず女性特有の柔らかい印象を感じさせることができるのはハリーウィンストンならでは。

「アヴェニュー クラシック オーロラ」は94個ものラウンド ブリリアントカットのダイヤモンドをセッティングし、ベゼルサイドに施された幾何学的な三角のデザインにはサイズ別のダイヤモンドやカラーサファイアでグラデーションを施した手の込んだデザイン。

2018年発表のオーロラには、ファザードモチーフの上下と、サイドの三角のデザインにバゲットカットされた「ブルーサファイア」と「ピンクサファイア」を施したモデルがそれぞれ登場。

どの角度から見ても美しいハリーウィンストンのオーロラ。
アール・デコ様式のシンプルさを踏襲しつつ、抜群の華やかさを誇ります。
ホリデーシーズンが近づいてきた11月。
特別な人に贈るギフトとして、ご検討してみてはいかがでしょうか。
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