ディスク式 年次カレンダー

・ 年次カレンダー(アニュアルカレンダー)とは
月末の日付が30日か31日かを自動で判別・調整し、年に一度3月1日のみ手動修正が必要となる実用性の高いカレンダー複雑機構です。パテック フィリップはこの年次カレンダー機構を1996年に特許取得し、世界で初めて実用化に成功。カレンダー機構の主役であったパーペチュアルカレンダーよりも手に入れやすい価格と高い実用性を持ち時計業界に大きな革新をもたらしました。
初代年次カレンダーより、現在に至るまで多彩なレイアウトを持った派生モデルが誕生し、年次カレンダーはパテック フィリップを象徴する基幹コンプリケーションのひとつとして注目を浴びています。
・指針式からディスク式(曜日・日付・月)への進化
曜日・日付・月をディスク表示にすることで、直感的かつ正確に情報を把握できる高い視認性を実現しています。また、カレンダー表示をすべて窓表示で統一できるため、文字盤レイアウトの自由度が高く、左右対称やアーチ状配置など多彩で美しいカレンダーデザインを可能にしている点も大きな魅力です。
ディスク方式は指針式に比べて部品点数こそ増えるものの、衝撃に強く耐久性が高い構造を持ち、誤作動が起こりにくいという実用面での利点があります。さらに、メンテナンスや調整がしやすい合理的な機構であるため、永久カレンダーと比較して故障リスクが低い点も特徴のひとつ。日常使いを前提とした複雑機構として、非常に完成度の高いシステムと言えます。
・ベースキャリバー Cal.324 について

Cal.324は、パテック フィリップを代表する基幹自動巻ムーブメントとして、2004年に登場しました。薄型設計でありながら高い精度を誇り、巻き上げ効率に優れたセンター配置のフルローターを採用している点が大きな特徴です。日常使用においても安定した駆動を実現しています。また、堅牢性と拡張性に優れた設計により、デイト表示をはじめ、トラベルタイム、年次カレンダーなど多彩な複雑機構を搭載できるプラットフォームとして幅広く活躍。パテック フィリップの多くの名作モデルを支えてきた、完成度の高いムーブメントです。
・ゴンドーロ・カレンダリオ(Gondolo Calendario)

Ref.5135R-001
生産期間:2004年~2011年頃
「Gondolo(ゴンドーロ)」は、1920〜30年代のアールデコ様式に着想を得た、クラシックなトノー(樽型)ケースを特徴とするパテック フィリップのコレクションです。曲線と直線を巧みに融合させた造形美は、特にエレガントかつ個性的な存在として位置づけられています。
「Calendario(カレンダリオ)」はイタリア語で「カレンダー」を意味し、年次カレンダー、ムーンフェイズ、24時間表示という実用性の高いカレンダー複雑機構を搭載しています。
Ref.5135は、パテックフィリップがディスク式年次カレンダーを初めて採用した記念すべきモデルです。

アールデコのデザインを現代的に再解釈したトノーケースは、優雅な曲線美と確かな存在感を併せ持ち、当モデル最大の魅力です。
10時・12時・2時位置には、曜日・日付・月をディスク式の弓型ウィンドウで表示。
中央の日付表示は矢印型インデックスに沿ってゴールドで縁取られ、視認性と意匠性を高めています。

6時位置には24時間表示とムーンフェイズを配置し、複雑機構でありながらも端正なレイアウトを実現。ダイアル中央にはサークル状のギョシェ装飾、外周にはサンバースト仕上げを施し、奥行きのある2トーンダイアルを構成しています。

さらに、3時・9時位置にはブレゲ数字のアップライトインデックスを配し、クラシカルな表情の中に程よいカジュアルさを加え、文字盤全体をバランスよくドレスダウンしています。
生産数が限られ、かつ生産期間も長くなかったことから、現在のマーケットでは流通量が少なく希少性の高いモデルとして評価されています。

トノーシェイプならではの伝統的なエレガンスは、腕元で確かな存在感を放ち、パテック フィリップの格式高い伝統とモダンデザインの融合を体現する一本として、今なおコレクターから高い支持を集めています。
是非、一度お手に取ってご覧ください。
【型番(型番)】 5135R-001
【素材】18Kローズゴールド
【文字盤】ホワイト
【ベルト】レザー
【ムーブメント】自動巻き / Cal.324 S QA LU 24H
【ケースサイズ】39.8mm × 38mm
【防水性能】日常生活防水
【付属品】保証書・修理明細
【商品の状態】中古
【保証】1年



