ブレゲの真髄「クラシック」

ブランドの創業者であるアブラアン-ルイ・ブレゲは時計の複雑機構といわれる「トゥールビヨン」や「パーペチュアルカレンダー」「ミニッツリピーター」を生み出し、時計の歴史を2世紀早めたと言われる天才時計師です。ブランドの創業1747年から続く長い歴史の中には、かの有名なナポレオン・ボナパルトやマリー・アントワネットなどの著名人が名を連ね、現代まで人々に愛され続けています。
もともと創業者一族での家族経営をしていたブレゲですが、1870年に手を離れてからは度々親会社が変わっています。老舗ジュエラー「CHAUMET(ショーメ)」によって買収されたのちにファッションコングロマリットであるケリンググループに一時買収されます。1987年には投資会社インベストコープによって買収されましたが、1999年には世界最大の時計メーカー「スウォッチ グループ」にレマニアと共に買収され、2023年の現在も所属しています。フランスのパリにて創業されたブレゲですが、1976年には時計工房がスイスのヴァレ・ド・ジュー(ジュウ渓谷)にあるル・ブラッシュに移り、これ以降は全てスイスで作られるようになりました。
洗練されたドレスウォッチ 「クラシック」
1972年に生まれた「クラシック」コレクションは、懐中時計を思わせるシンプルなラウンドケースをベースとして、ブレゲの伝統的な要素を再現しています。ヴィンテージのようなクラシカルな印象を持ちながら現代の卓越した技術を取り込んでいる為、腕元でブレゲの意匠を存分に堪能できるモデルでもあります。複雑時計はさることながら、ダイアルの繊細なギョーシェや特徴のあるブレゲ針は、高い審美性だけでなく機能性も併せ持ちます。

ギョーシェ彫り
注目すべきポイントのひとつとして、この文字盤の刻まれているギョーシェがあります。ギョーシェとは、文字盤の反射防止にも繋がる凹凸をつけた装飾のこと。一般的なブランドはギョーシェを採用する際機械で加工することが多いのですが、ブレゲは伝統的なギョーシェ彫機を使い、職人による手作業でひとつひとつ丁寧に製作されています。「パリの爪」という意味のクル・ド・パリ、石畳のようなパヴェ・ド・パリ、太陽光線のようなソレイユ、麦の穂を思わせるバーリーコーンなど様々な種類がありますが、いずれもブレゲ製品では大変美しい仕上がりとなっています。
実はこのギョーシェもシルバーやゴールドに規則的なパターンを彫り込む装飾として新しく発明したのもブレゲなのです。複雑機構だけでなく、こういった審美性も追求する姿勢が人々から愛され続ける理由のひとつなのでしょう。
ケースサイドには美しいコインエッジ装飾
ブレゲには「マリーン」「トラディション」「タイプXX」などのコレクション展開がございますが、今回は長くドレスウォッチとして君臨するブレゲの美しい「クラシック」を数点ご紹介いたします。

ブレゲ – クラシック ツインバレル | BREGUET | 5907BA/12/984 |
YG シルバー文字盤 手巻き レザー | 中古 |
お問い合わせが非常に多く、現在でも根強い人気がある当該モデル。シースルーバックからはパワーリザーブのインジケーターを覗かせるキャリバー 510DRを堪能できます。

ブレゲ – クラシック クロノグラフ | BREGUET | 5237BA/12/9V6 |
YG シルバー文字盤 手巻き レザー | 入荷予定 | 中古
YGにクロノグラフというスポーツ要素がありながらも、クラシカルで上品なモデルです。
こちらは入荷予定ですが、ご検討される方はお気軽にお問い合わせください。

ブレゲ – クラシック ツインバレル | BREGUET | 5920BB/15/984 |
WG シルバー文字盤 自動巻き レザー | 中古
ローマインデックスがギョーシェ文字盤から区切りを持たせるように独立しているユニークなデザインとなっています。95時間ものパワーリザーブを持ち、機能性も抜群です。
ブランドの歴史が長いことで現行品にはない雰囲気を持つ過去のモデルから、腕周りにあったお好みのケースサイズをお選びいただけるのも嬉しいポイント。大型化している現行品でも上品さは損なわれず、ブレゲらしさを感じさせる高貴な顔つきは変わりません。
ドレスウォッチは、名のようにかしこまったパーティースタイルだけでなく、ポロシャツのようなラフなお召し物やお仕事着にもシーンを選ばずご愛用いただけます。1本あると流行関係なく長く重宝いただけるかと思いますので、時計選びの参考になりますと幸いです。



