NEPTUNE Ref. 5080/1A-001

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パテックフィリップの中でも唯一のダブルネームを認めているティファニーは、世界5大ジュエラーに数えられます。文字盤にティファニーサインが入っている個体は、オークションでは高値で取引きされ世界中のコレクターの間で人気が高まっています。
今回は、ティファニーとのダブルネームを紐解いていきたいと思います。
Tiffanyの歴史
1838年、アメリカ・ニューヨークにてTiffany, Young & Ellisという文具小物店として創業します。
1845年、シンボルカラーとなるティファニーブルーが初めて登場します。幸運をもたらす鳥として知られるコマドリの青色の卵ロビンズ・エッグ・ブルーに由来しています。創業年にちなんで1837 BLUEと名付けられ商標登録されています。
1847年、ジュエリーと時計の扱いを開始します。
1851年、ティファニーはアメリカで初めてパテックフィリップの時計を取り扱う販売店として契約します。
1853年、社名を現在のTiffany & Co.に変更します。
1868年、スプリットセコンドを搭載した懐中時計ティファニータイマーを発表します。
アメリカ初のクロノグラフと言われています。
1874年、スイス・ジュネーブのコルナヴァンに自社工場を設立します。
リピーターを搭載した懐中時計や草花や動物など自然のモチーフをデザインに活かした装飾を持つ時計の生産を行っていました。後にスイスの工場はパテックフィリップに売却されましたが、買い取った工場ではティファニー用のムーブメントが生産されていました。
1940年代、高級ブティックが立ち並ぶニューヨークの5番街57丁目に移転します。
2001年、パテックフィリップとティファニーとのパートナーシップ150周年を祝いハンターケースのアニュアルカレンダーT150 Ref.5150を搭載した特別モデルを発表します。
2008年、ニューヨーク5番街の旗艦店の中に米国内初の パテックフィリップ サロンをオープンします。

Ref.5396G PHILLIPS より
2013年、パテックフィリップ サロン5周年を記念してアニュアルカレンダーRef.5396Gの Tiffany & Co.特別モデルが100本限定で発表します。
2019年11月、LVMHは約162億ドル(約1兆6800億円)でティファニーを買収することで合意しましたがその後、新型コロナウイルスの影響により買収撤回を表明します。提訴するなど泥沼化しましたが、2021年2月に両社が買収額を158億ドルに引き下げることで合意し買収劇に幕が下りました。

Ref. 5711/1A-018 PHILLIPS より
2021年12月、パテック フィリップとティファニーがパートナーシップ締結170年を祝した記念モデル ノーチラスRef.5711/1A-018 を発表します。ニューヨーク、サンフランシスコ、ビバリーヒルズのティファニーブティックで特別な顧客にのみ販売された170本限定。

Ref. 5711/1A-018 PHILLIPS より
ケースバックには“ 170th ANNIVERSARY 1851-2021 TIFFANY & Co. – PATEK PHILIPPE ”と刻まれています。
ダブルネームの価値
ニューヨーク五番街にあるティファニー本店は、2023年4月新たにランドマークと名付けられリニュアルオープンしました。パテックフィリップの文字盤に名前が刻まれている世界で唯一の販売店でありダブルネームの時計を購入することができます。しかし常に需要が高くエントリー出来たとしても手に入るのはパテックのブティックよりも数年先の話になります。誰でも購入出来るわけではなく、ティファニーの上顧客で限られた方のみにご案内が来るそうです。この事からもダブルネームの希少性は高く日本で目にすることが出来ればまさに巡り合わせです。

パテックフィリップから納品された時計を、ティファニーが文字盤にTIFFANY & CO.のサインを加えます。基本的にパテックフィリップの文字より下の位置にブランド名と同じカラーが使用され、大きさも控えめな感じにプリントされています。モデルによりプリントされる場所やフォントのサイズは決まっています。個体によっては通常よりも文字の大きさ、場所が変更されている個体もあるようですが詳細は不明です。時代背景によりフォントが数種類あるようです。過去には、ケースサイドにTIFFANY & CO.の刻印が彫られていたそうです。

付属品となるパテックフィリップの保証書には、TIFFANY & CO. の記載があります。時計の文字盤だけでなく保証書の販売店を記載する箇所にティファニーと記されており、間違いなくティファニーブティックで販売された個体の証明となります。
ネプチューン Ref.5080/1A-001

1996年に発表されたネプチューンは、他のモデルとは一線を画した外装のデザイン性が高い特徴があります。
スポーツモデルと同じねじ込み式リューズとステンレス製のケースとプレスレットを持ち、幅広のベゼルには放射線状に細い溝が刻まれています。このエンジンターンベゼルはインデックスの役割も果たすように5分刻みに太いメモリがあるため時刻の判読は容易に出来ます。
エンジンターンとは、旋盤を使い手作業で金属表面に規則的な装飾を施す技法を呼びます。
金属製の高級なボールペンや万年筆にもよく使用されています。
ネプチューンのサーモンダイアルは、この時代の文字盤製造技術の素晴らしさを体現しています。
文字盤に施されたサンレイ仕上げが素材の美しさを引き出し、光の加減で色の濃淡を鮮やかに楽しませてくれます。まるでセピア調の写真の様な親しみやすさと柔らかい印象で、身につけるだけで肌の色を引き立ててくれます。
特にこの個体は、針とインデックスの夜光がピンクカラーと相性の良い玉蜀黍色にエイジングしていて、時間の経過が作りだす素晴らしい表情を見せてくれます。
サーモンカラーは、男性っぽくありながら女性でも使いやすく、どちらとも言えない中間的な存在で主張しすぎることなく温かみのある雰囲気を持っています。高級品なのに親しみやすい何とも言えない魅力があります。カッパーともローズカラーとも呼ばれるこの文字盤は、経年変化による痛みが少ない特徴を兼ね備えている利点があります。
文字盤上の12、6、9時位置には大きなローマ数字のアップライドと3時位置にはデイトが置かれています。インデックスが大きいため文字盤の縁には余白が生まれ、内側にミニッツレールがベゼルとバランスよくプリントされています。PATEK PHILIPPE GENEVEの位置が極めて中心に近い場所にあります。

ベゼルと同じ装飾がプレスレットの中駒に続き、ケースラグからクラスプにかけてブレスレットは細く流れるようなデザインで統一感があります。六角形を縦長にした駒が7列で構成され、しなやかで可動域が広いため装着性に優れています。

クラスプは発売当時のオリジナルのままで、開くとNEPTUNEと刻印されています。

パテックフィリップは長年にわたりサーモンカラーのダイアルを持ったモデルを積極的に製作しています。暖色系の淡いピンクカラーを持ったモデルはコレクターに人気が高く、生産本数は少ないもののセカンドマーケットでの流通は非常に限られています。
・ティファニーとのダブルネーム
・サーモンダイアル
・付属品完備
・素晴らしいオリジナルコンディション
個性的なネプチューンは、今再び価値が見直されてきている隠れた名品です。
是非、この機会にご検討下さいませ。
♢パテックフィリップ・ネプチューン・ティファニー ダブルネーム
【型番(型番)】 5080/1A-001
【素材】 ステンレススチール
【文字盤】 ピンク
【ベルト】 ブレスレット
【ムーブメント】 Cal.315SC
【ケースサイズ】 36mm
【防水性能】 日常生活防水
【付属品】 箱・保証書
【商品の状態】 USED
【保証】1年



