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万能なダイバーズウォッチ ペラゴス39

万能なダイバーズウォッチ ペラゴス39の紹介画像

光も届かない深海の過酷な環境下で、正確に時を刻む腕時計がダイバーたちの命を支える。

時計好きであれば、そんな限界に挑戦するダイバーズウォッチにロマンを感じる方も多いと思います。

 

しかし現代において、防水性能や付加機構など、そのスペックを最大限に生かしてお使いになられている方はどれほどいらっしゃるでしょうか。

 

今回取り上げる時計は、チューダー「ペラゴス39」。

ダイバーズウォッチの要素を残しつつも、オンオフ問わず日常使いしたくなるモデルをご紹介します。

 

 

ペラゴス

万能なダイバーズウォッチ ペラゴス39の紹介画像

「ぺラゴス」とはラテン語で「海」を意味します。

ペラゴスは、チューダーの代表コレクションであるブラックベイシリーズとは異なるデザインコードを持つ本格派ダイバーズウォッチです。

 

リリースは2012年。

1954年に誕生したチューダー初のダイバーズウォッチ「オイスター プリンス サブマリーナー 7922」の系譜を受け継いでおり、ダイビングツールとしての強力な性能・実用性を誇ります。

 

ペラゴスの特徴はプロ仕様であること。

500m防水性能やヘリウムガス排出バルブの装備、またブラックベイシリーズには無いリューズガードも備えています。

そしてケースとブレスレットは腐食や傷に強く、堅牢性が高いチタン素材が使われています。

 

 

ぺラゴス 39

万能なダイバーズウォッチ ペラゴス39の紹介画像

初代ペラゴスの登場より10年目を迎えた2022年「ペラゴス39」が発表されます。

 

42mmケースからコンパクトな39mmケースへとサイズダウン。

従来の視認性や操作性はそのままに、防水性能は500mから200mへ、そしてヘリウムガス排出バルブは無くなりました。

 

本格派ダイバーズとしての道を切り開いたペラゴスにとって、サイズとスペックを落とすという勇気ある選択は、ダイバーズウォッチとしてだけでなく多様なスポーツウォッチとして、また日常使いしたいユーザーにとって手に取りやすい存在となりました。

 

 

少々脱線しますが、ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG)をご存じでしょうか。

GPHGとは、映画界におけるカンヌ国際映画祭のような、毎年開催される時計業界において世界最高峰のショーのことです。

 

ペラゴス39は、発表の翌年2023年のGPHGにて、見事スポーツウォッチ部門を受賞しました。

世界中の素晴らしい時計がエントリーする中、2023年に新カテゴリーとして誕生したスポーツウォッチ部門の、その第1回目の受賞者としてペラゴス39が選ばれたのです。

 

スポーツウォッチ部門(Sports)の選定基準は「スポーツの世界と結びついた腕時計で、その機能、素材、デザインが身体の運動に適したもの。」

 

プロフェッショナル使用のダイバーズウォッチの背景を持ちつつ、オーバースペックよりも多くのユーザーが使いやすい形へと生まれ変わったからこそグランプリに選ばれたのではないでしょうか。

 

実際に同ブランドはペラゴス39を「ダイビングの世界と、洗練性が求められるアーバンスタイル」「水陸両用のスポーツウォッチ」と表現しており、万能なデザインは多用途で活躍できることを提案しています。

 

 

こだわりポイント

万能なダイバーズウォッチ ペラゴス39の紹介画像

細かい作りを見ていきましょう。

一般的に多くの高級腕時計は、針と文字盤のクリアランスを詰める傾向にあります。

それは必要のない空間を省くことで、時計を薄く作ることや視認性向上などを可能にするからです。

 

しかし隙間を埋めて設計することは、同時に針の取り付け・取り外しが難しくなることを意味します。

そのため技術力の高い職人を抱えている高級腕時計ブランドでないとできない努力になります。

貴石やエナメルなどの特殊な文字盤であればなおさら傷つきやすく割れやすいため、特に難しい作業になります。

 

ところが近年では、実用腕時計においてもクリアランスを詰める時計が増えてきました。

ペラゴスも好例で、ラフに使われる時計は針と文字盤の隙間が空いているという常識を覆しています。

 

隙間をうまく詰められている1つの理由は、搭載する自社ムーブメント(ケニッシ社ベース)Cal.MT5400。

こちらのムーブメントは針高が低く、比較的薄型のためケース自体も厚みを抑えられています。

 

パワーリザーブは約70時間で、チューダーが「ウィークエンドプルーフ(耐週末)」と呼ぶように、金曜日の夜に腕時計を外して月曜日の朝に再び手に取る際、ゼンマイを巻く必要がないスペックが魅力です。

 

またシリコン製ヒゲゼンマイによる高い耐磁性を備え、スイス公認クロノメーター検査協会(COSC)の認定を取得しているため精度も申し分なく、実用性は抜群です。

 

 

万能なダイバーズウォッチ ペラゴス39の紹介画像

ダイアルとベゼルインサートはサンレイ仕上げが施されており、これまでのマットな質感よりも高級感があります。

控えめなケースサイズや、外装の仕上げともマッチしており、コレクションの中ではクラシカルな印象です。

 

暗所で長時間発行するモノブロックの発光セラミックス製インデックスは、視認性を向上させ、ペラゴスらしさが存分に味わえます。

また文字盤上の赤いロゴがコーポレートカラー黒×赤を感じさせるデザインもたまりません。

 

 

チタン

万能なダイバーズウォッチ ペラゴス39の紹介画像

チタンは、時計業界では1980年頃から使われるようになった素材で、軽くてサビにくくアレルギーも起こりにくい、時計にとって理想的な性質を持っています。

一般的に用いられるチタンは大きく2種類です。

 

  • グレード2:純チタン、素材としての特性に優れるものの加工がしにくく仕上げが難しいとされています。
  • グレード5:チタン合金、現在は多くのメーカーがグレード5を使うようになりました。

 

しかし、チタンは加工が難しくなかなか普及しませんでした。

例えば、ブレスレットのネジ留め加工。

硬いグレード5チタンであれば加工は可能ですが、純チタンではネジとブレスレットが固着して外せなくなってしまうことがありました。

そのため、チタンブレスレットを留めるものは叩き出しによるピンタイプがほとんどです。

 

またリューズを固定するチューブに純チタンを使うと、チューブが摩耗してリューズをねじ込めなくなるという問題も発生。

これが1990年代から2000年代初頭にかけて起こったチタン時計のブームが、収束してしまった理由です。

 

そんな中ペラゴス39はグレード2のチタンを採用。

錆びにくく、マットな仕上げが映えるグレード2チタンの特性は、スポーツウォッチにとてもマッチしていました。

ブレスレットにはグレード2チタンでは、不可能とされたネジ留め式が採用されており、チューダーの加工技術の高さを証明しています。

 

 

万能なダイバーズウォッチ ペラゴス39の紹介画像

いかがでしたでしょうか。

 

既存作よりも控えめなケースサイズで、プロフェッショナル仕様のダイバーズウォッチにエレガントさが加わったチューダーの「ペラゴス 39」。

 

オーバースペックを削ぎ落し小型化したこのモデルは、ダイバーズウォッチとしてのプライドよりも現代のニーズに応えた、日常使いしたくなる腕時計を体現していると思います。

 

是非、直接手に取って御覧ください。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 

 

◆チューダー – ぺラゴス 39

【型番(型番)】M25407N-0001
【素材】チタン
【文字盤】ブラック
【ベルト】ブレスレット
【ムーブメント】自動巻き
【ケースサイズ】39mm
【防水性能】200m防水
【付属品】箱・保証書
【商品の状態】中古品
【保証】1年

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