ハイエンドコレクション デイデイト

1950年代ロレックスは更なる売り上げを見込むために高級ラインのコレクション充実に着手します。正確な時刻を刻むだけでなく、日付や曜日を見やすく表示されたラグジュアリーウォッチで政治家や実業家、著名人をターゲットにできる格式の高いフラッグシップモデルとなるデイデイトを誕生させました。
世界で初めて文字盤の12時位置に曜日のフルスペルと3時位置に日付を表示するカレンダーを搭載したモデルです。スイスではダブルディスクで表示するカレンダー機構の特許を取得しています。
ステンレス製のコレクションを持たずにゴールドとプラチナのみケースに使用することで、生産数も限られて 販売価格も高額になることから他のコレクションとは一線を画し、ステータスが高い成功者が身に着ける時計として人気がでました。
歴代のアメリカ大統領がデイデイトを愛用していたという事実から、(大統領が愛用した時計プレジデントウォッチ)と呼ばれています。
特にアメリカと中東の市場では、人気が高く熱狂的なコレクターが多くいます。
曜日のディスクは世界の富裕層をターゲットにしていたため、26ヵ国の言語からセミオーダーを受けることができます。
1980年代以降になると豪華な装飾に力を注いでいきます。最も希少でクオリティーの高いルビー、サファイア、エメラルド、ダイヤモンドの宝石が散りばめられたダイヤル、ベゼル、ブレスレットを持つ桁外れのモデルが創りだされていきます。
特に人気が高いのがカラフルなステラダイヤル、木製ダイヤル、貴石ダイヤル、隕石ダイヤル、文字盤やベゼルに宝石をあしらったモデルです。
コロナの影響により高級時計市場は現物資産としての価値が認められて世界中で過熱しましたが、中でもロレックスは現行品からヴィンテージまで市場で目を見張るほどの値上がりを見せました。
ここ数年でデイデイトの人気にも変化が見られます。今までロレックスの中では、落ち着いた相場でしたが、今では現行品の一部がプレミア価格で売買されています。
その理由のひとつとして、デイデイトは常に生産数が少なくSSモデルの20〜25%と推測されています。各国の特別な顧客のために少量生産されてきた可能性が高く、カタログには掲載されない特別なジュエリーモデルやシークレットモデルが数多く存在します。高い装飾技術を駆使した様々なバリエーションを持ち、ロレックスとは思えないような遊び心が溢れるデザインがコレクターの垂涎の的となっています。
デイデイトはロレックスの創業者ハンス・ウィルスドルフが晩年に手がけた最後の作品のひとつになります。亡くなるまでの1960年まで本人が愛用していたとの逸話もあります。
デイデイト 年表
1956年、Ref.6511(フルーテッドベゼル)、Ref.6510(ドームベゼル)初代デイデイトが発表される。
1957年、前モデルが生産終了になりRef.6611が発表される。初期のモデルは生産期間が短く、市場での流通が少ない。
1959年〜1978年 Ref.1803系が登場し約20年間のロングセラーモデルとなる。
1978年〜1988年 Ref.18030系が発表される。ロレックスで初めてサファイアクリスタルが採用されたモデル。Cal.3055は、日付のクイック機能を搭載。パワーリザーブ48時間

Ref.19018 Sothebys’sより
1979年、前年に発表されたオイスタークォーツのデイデイト仕様となる Ref.19018が発表される。
1988年〜2000年 Ref.18230系が発表される。 Cal.3155は、ダブル・クイックセット機能により初めて曜日もクイックチェンジできる機能を装備し、リューズで簡単に両方のカレンダー機能が調整可能となる。パワーリザーブ48時間。
1990年、 Ref.18206 最高級素材のプラチナを用いたアイスブルーダイヤルが発表される。
2000年、Ref.118000系が発表される。ブレスレットとクラスプが改良される。Cal.3155が搭載。
2008年、Ref.218230系 デイデイトIIが発表される。
2015年、Ref.228230系 デイデイト40が発表される。Cal.3255を搭載、パワーリザーブ70時間。
2015年、“グラマラス・デイデイト”オークションがスイスのジュネーブで開催。60本の希少なデイデイトが出品され、素材、装飾、ダイヤルなどの多様性が改めて多くのコレクターに認知される。
2019年、オイスターパーペチュアル デイデイト36 第7世代となるRef.128230系が発表される。Cal.3255を搭載、パワーリザーブ70時間。
2019年12月、ゴルファーのジャック・ニクラウスがロレックスから贈られた愛用のデイデイトRef.1803をオークションに出品。122万ドルで落札される。

Ref.18059 レインボー・ハンジャル Sothebys’sより
2022年2月、サザビーズのオークションで デイデイト Ref.18059 レインボー・ハンジャル が 133万ドルで落札される。
2022年、プラチナ素材で初めて、フルーテッドベゼルのデイデイトが発表される。
ベゼルバケットダイヤ デイデイト Ref.118366

製造年2001年〜2015年
ご紹介させていただくモデルはプラチナ製で、希少価値が高くゴールドよりも高貴な輝きを持っています。腐食しにくく、硬度がゴールドよりも高いため、世代を超えて末永く愛用し続けられる魅力があります。

直線が美しい厳選されたバケットカットのダイヤモンドが、熟練のジャムセッターによりひとつひとつ丁寧に規則正しくベゼルにセッティングされています。
ドームベゼルよりもエッジが立っているバケットダイヤのベゼルは、透明度の高い輝きが特徴的で品格のある佇まいです。

ロレックスのベゼルバケットは、製造年により石の大きさと留め方が変わります。この個体は、希少で長いバケットダイヤモンドが規則正しく12分割に24個セッティングされています。
ロレックスがジュエリーブランドと大きく違うところは、宝石が装飾されたモデルでもセッティングされた石が日常的に使用しても落ちないようにしっかりと留められていて、高い耐久性と実用性を兼ね備えています。

リューズには王冠マークの下にドットが一つあり、ケースとリューズがプラチナであることを示しています。

デイデイト専用に、立体的な扇形の駒が3列にデザインされ、リズミカルな配列が素晴らしい特別なブレスレットです。
バランスよく装着性に優れたブレスレットが、時計本体を引き立ててくれます。特に重厚感に溢れたプラチナ製は、身に着けるだけで一挙手一投足に重みが出そうです。
パンデミック以来、デイデイトの価値も大きく上昇しています。
希少性や人気のあるスポーツモデルには高過ぎる価格がついてしまいますが、デイデイトはすばらしい個体を適正な価格で手に入れることができます。
長期的に見ると一部のモデルはまだまだ高まっていく可能性を秘めています。
♦ロレックス・オイスター パーペチュアル デイデイト
【型番(型番)】 118366A
【素材】 プラチナ
【文字盤】 シルバー文字盤/
【ベルト】 ブレスレット
【ムーブメント】 自動巻き / Cal.3155
【ケースサイズ】 36mm
【防水性能】 100m防水
【付属品】 箱・保証書・修理明細書
【商品の状態】 中古
【保証】1年



