2024年 オメガ スピードマスター ムーンウォッチ “初ホワイトラッカー文字盤”

“1969年7月21日”
二人の宇宙飛行士が人類初の月面着陸に成功した際、その腕にはオメガ スピードマスターが着けられていました。まるで時計を破壊するためのような厳しいテストを耐え抜いた時計としてNASAの公式装備品に選定されて以来、6度に渡る月面着陸プロジェクトのすべてに携行された伝説のクロノグラフです。その功績からスピードマスターはムーンウォッチと称され、現在にいたるまでそのDNAを受け継いでいます。
~ オメガ ~
時計師ルイ・ブランが1848年にスイスで工房を設立したことから始まりました。1894年に高品質の新型ムーブメント「19 ライン キャリバー」を発表し大成功を収めたことで、究極・最高地点の達成を意味してギリシャ語の最後である「オメガ(Ω)」という社名が正式に採用されました。その後のオメガの躍進も目覚ましく、オリンピック公式タイムキーパーを務めるほか有名俳優も映画で着用するなど、さまざまなプロモーションを実施しています。
~ マスター クロノメーター認定 ~
「マスター クロノメーター」とは、機械式時計の品質における認定規格のことを指しています。スイス公式クロノメーター検定協会(C.O.S.C.)の検査をパスしたムーブメントをケースに搭載し、さらにスイス連邦計量・認定局(METAS)が実施する八種のテストを十日間かけて厳密に検査します。合格した時計だけがマスター クロノメーターと名乗ることができます。超耐磁性とクロノメーター精度を併せ持ち、非常に高い品質が保たれていることが特徴です。
~ スピードマスター ムーンウォッチ ~
スピードマスターが世に輩出されたのは1957年のことです。プロフェッショナルラインとして3モデルリリースされ、「スピードマスター」、「シーマスター」、「レイルマスター」が生み出されました。スピードマスターは年月を掛けて多くのマイナーチェンジを繰り返しており、現在第八世代まで展開されています。
第一世代:
外周ベゼルにタキメーターを表示した世界で初めての時計と言われています。ブロードアローハンドと言われる矢印のような形状の針が特徴。レマニア社製Cal.321を搭載しています。2017年にスピードマスター誕生60周年記念として、第1世代の意匠が受け継がれたスペシャルエディションが発表されています。
第二世代:
針の形状がアロー針からアルファ針に変更されます。1962年のマーキュリー計画で宇宙飛行士ウォルター・シラーが個人で着用し、オメガの時計が初めて宇宙遊泳を果たします。
第三世代:
針の形状がアルファ針から白ペイントのバトン針に変更。NASAのテストで試されたのもこのモデルからです。
第四世代:
ケースが左右非対称となり3時側にリューズガードが追加。月面着陸の際に装着していたモデルはこの第四世代です。NASAの宇宙飛行士用標準装備としてオメガのスピードマスターが正式に採用され、以降の文字盤にダイヤルに「PROFESSIONAL」の文字が表記されるようになります。
第五世代:

ムーブメントがCal.321からCal.861へと変更、コラムホイール式(Cal.321)からカム式(Cal.861)、テンプのひげゼンマイが平ひげに変更されます。振動数は18,000から21,600とハイビートになりました。※第五世代が生み出されたのちの1969年に月面着陸が果たされますが、オメガが公式に着用モデルは第四世代と発表しています。裏蓋には現行まで続いている「THE FIRST WATCH WORN ON THE MOON」の刻印が入るようになりました
第六世代:
ムーブメントがCal.1861へと変更されます。夜光がトリチウムからルミノバになり、シースルーバックのモデルが誕生するなどの細かいディティールのマイナーチェンジがされています。
第七世代:

リファレンスの末尾が「005」はソリッドバック/プラスチック風防、「006」はシースルーバック/ドーム型サファイアガラスとしてそれぞれ展開されています。歴代の中でもブレスレットの堅牢性が高くなっています。

“2023年11月”
ニューヨークで開催された「プラネット オメガ エキシビション」で、アンバサダーのダニエル・クレイグが着用していたことで話題となったのがこのモデル。2024年3月7日より発売が開始され、世間に反響を及しました。
最大の特徴は宇宙服の色にインスピレーションを得た艶のあるラッカー仕上げのホワイト文字盤で、文字盤外周部のステップダイヤルも同様の仕様となっています。

ホワイト文字盤を採用したもう一つの理由として、「アラスカプロジェクト」のプロトタイプが関係しています。アラスカプロジェクトとは、宇宙で使う完璧な時計を設計する為にNASAの極秘プロジェクトの一環としてオメガが立ち上げたもので、急激な気温変化に耐えられる時計の開発を進めていました。1969年にオメガがプロトタイプを作成し、2008年にこのモデルの復刻モデルが1970本限定で販売されています。熱反射率が他の色に比べて特に優れていることからホワイト文字盤が採用されたのが始まりです。
クロノグラフ秒針とSpeedmasterのロゴにレッドが差し色として採用されているのは、オメガのアラスカプロジェクトには赤い保護ケースが付属していたことと、1970年のアポロ13号のミッション以来、宇宙服には船長の階級を示す赤い線が描かれたことが由来しています。
第八世代の同モデルのインデックスはプリントされているのに対して、当該モデルがアプライドになり立体感を生み出しています。ブラックアルマイト処理が施されたアルミニウム製のベゼルには、ドット オーバー 90のタキメータースケールがあり、スピードマスターがお好きの方にはお馴染みの要素も含まれているのではないでしょうか。デザインの基本は最初に月面で着用された伝説の第四世代にインスピレーションを得たデザインとなっていて、機能面では現代の実用性が加わるなどのアップデートが施されています。

搭載されている「Cal.3861」は2019年に発表された「スピードマスター アポロ11号 50周年記念 リミテッドエディション」に初めて搭載されたムーブメントで開発まで4年の歳月を費やして製作されました。もともとムーンウォッチに搭載されていた「Cal.1861」をベースにコーアクシャル脱進機を組み込み、新たにストップセコンド機能とオメガ独自の耐磁性テクノロジーを採用しています。
スイス クロノメーター検定協会(COSC)とMETAS(スイス連邦計量・認定局)による8つの厳格なテストに合格した「マスター クロノメーター」の称号を得ています。サファイアクリスタル製風防を備え、シースルーのケースバックからはムーブメントを心ゆくまでご堪能いただけます。パワーリザーブは50時間、15,000ガウスの強い磁場に耐える耐磁性が備わり、さらに現代社会向けのモデルとなりました。
※コーアクシャル脱進機:イギリス独立時計師であるジョージ・ダニエルズ博士が考案し、オメガが1999年に史上初の市販モデルに組み込んだ脱進機です。ふたつの歯車を同軸上に設置した独自構造により、脱進機の摩擦を徹底的に軽減させています。高い精度とメインテナンス性の向上を実現しました。
歴代のムーンウォッチとは異なる初めての純白モデル。
現在当店に在庫がございますので、是非お手に取ってご検討くださいませ。
◆OMEGA スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル
【型番(型番)】310.30.42.50.04.001
【素材】SSステンレススティール
【文字盤】ホワイト
【ベルト】ブレスレット
【ムーブメント】手巻き/Cal.3861
【ケースサイズ】42mm
【防水性能】50m防水
【付属品】箱・保証書
【商品の状態】中古品
【保証】1年



