~時計以上の何か beyond the watchmaking~AUDEMARS PIGUET 展覧会

こんにちは。 南青山クロンヌ ウォッチコンシェルジュ阿部です。
今回は10/19~11/4まで東京ミッドタウン芝生広場で行われていたオーデマピゲの世界巡回展に行ってきました。
創業から最新作までの歴史をアートとのコラボレーションで追うエキジビジョンで、2016年に上海を皮切りに世界を巡っています。


円形の会場はスイスのル・ブラッシュから持ち込んだ巨石を囲むように
文字盤を連想させる12のセクションに分かれています。
ブロンズカラーの骨組みに草木や苔をディスプレイした会場の設計はフランス人デザイナー マティーユ・ルアヌーによるもの。
“デザインを五感で楽しむ”がコンセプトの「東京ミッドタウン Design Touch」の一環として
コンテンポラリーアートとのコラボレーションになっています。
「Ⅰ 起源 ジュウ渓谷」
オーデマピゲの誕生したル・ブラッシュのあるジュウ渓谷の風景や、地理をイギリスの写真家ダン・ホールズワースが切り取った写真とともに紹介するセクション。
「Ⅱ 起源 創業者一族」
ここは壁一面の家系図に圧倒されます。

その部屋の中心には

ジュール=ルイ・オーデマが時計学校の卒業制作として1875年に製作した懐中時計が吊られていました。
まだプロではないこの頃でこの完成度は驚きでした。この時点ですでに歯車の歯一本一本まで面取りと仕上げが見られ、製品としての高いクオリティを持った時計でした。
「Ⅲ&Ⅳ 複雑時計」
2つ分の部屋を使い、オーデマピゲが誇る3つの複雑機構を展示しています。
実機と壁面に拡大されたムーヴメント画像は圧巻です。
・パーペチュアルカレンダー
・スプリットセコンド クロノグラフ
・ミニッツリピーター
「Ⅴ 職人の技」
体験コーナー

オーデマピゲの技術者が定席しドライバーの使い方やヘアライン仕上げの作業を教えていました。
ヘアラインの入れ方は、私のやり方と同じでした。
自分が会得していた技術に間違いがなかったと確信しました。笑
一般の方々の目には、決して触れる事の無いであろう作業を実際に体験できることは、貴重だったと思います。
「Ⅵ 時をデザインする」
ここでは、オーデマピゲのデザインの変遷を見る事が出来ました。


「Ⅶ ラボ」
スイスから招いた専門家による時計やその機構の説明とのことでした。
私は時間帯が合わず入場できませんでしたが、ミニッツリピーターの音色や最新作code11.59のケース形状の説明が聞けたようです。
「Ⅷ ロイヤルオーク」
言わずもがな、ブランドを代表するジェラルド・ジェンタデザインのロイヤルオークとその継承モデルの革新と変遷を追う展示です。
1972年~ロイヤルオーク
1993年~ロイヤルオーク・オフショア
2002年~ロイヤルオーク・コンセプト

ロイヤルオーク ロイヤルオーク・オフショア

ロイヤルオーク・コンセプト
「Ⅸ タペストリー」
ロイヤルオークの特徴の一つでもある文字盤の加工を見られました。


一枚の作製に約1時間半、一日でたった8枚。
スイス本社に全部で29台しかないそうです。
フル稼働しても一日に232枚が限度です。
文字盤作製だけでもこの手間が掛かっている事を考えるとロイヤルオークが高価になる理由もわかる気がします。
「Ⅹ Code 11.59」
ここでは、今年発表の新作を紹介していました。
写真がないため割愛させていただきます。
「Ⅺ&Ⅻ data.anatomy for Audemars Piguet」
アートコラボセクション
日本人アーティストの池田亮司氏の作品です。
エントランスにあった映像作品と共にオーデマピゲの委託により
製作されたビジュアルアート作品でした。
時計実機は150以上
貴重なヴィンテージは今見ずしていつ見るのかと
言うほどのコレクションです。





歴史的価値の高い時計たちに触れられただけでもとても貴重な体験が出来たと思います。
最後に、事前予約でもらえたノベルティを載せて置きます。
街中でこのバッグを何度か見かける、同じ場所に行った方なんだなぁと感慨しきりです。

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