新型 Ref.126500LN デイトナ 比較

昨年2023年ロレックス新作発表にて、デイトナ60周年を記念した待望の新作が発表されました。スポーツモデルの頂点とも称されるロレックス唯一のクロノグラフモデルであり、高い実用性を備えています。現行品だけでなく、ヴィンテージモデルまでも軒並み相場が高騰しており、そのステータス性が人々を魅了してやまない理由の一つともいえます。約7年ぶりとなるモデルチェンジによって、どのように進化したのか徹底比較していきます。
新型の変更点を挙げると以下の通りです。順に解説していきます。
- セラクロムベゼルの縁部分がメタル
- インデックスとインダイヤルのデザインが細くなる
- サイドから見るとラグの先端が切り立ったデザイン
- 文字盤6時位置の王冠マーク

左:116500LN 右:126500LN
1、セラクロムベゼルのメタルフレーム
新旧どちらもベゼルにはセラクロムベゼルを採用しており、タキメーターの印字にも変更はありません。しかし、新型のベゼル縁部分にはケースと同素材のメタル仕様となっています。本来セラミックは傷がつきにくく、ベゼルのように日常でも傷がつきやすい部分にはうってつけの素材と言えますが、落下してしまった際や局部からの衝撃には割れてしまうというデメリットがありました。今回ベゼル部分をケースと同素材に縁どりを施したことから、衝撃よりセラミックを守る理にかなったデザインとなりました。

左:116500LN 右:126500LN
2、インデックスとインダイヤルのデザインが細くなる
並べてみないと分かりにくい変化ですが、バーインデックス部分が旧型よりも細くなったことをお分かりいただけますでしょうか。これは、Ref.16520のデザインに寄せており、なんとなくシャープになったかと思います。インダイヤルについても、円周の線が若干細くなり、全体的に引き締まったイメージに変化しました。

上:116500LN 下:126500LN
3、サイドから見るとラグの先端が切り立ったデザイン
ケースを横から見た際のラグの先端にも違いがあります。116500LNは先端にいくにつれてシャープに細まっているのに対して、126500LNの太さは変わらないまま平行に切り落としたかのような力強いデザインになっています。この126500LNのデザインは元々旧型の貴金属モデルに採用されていたもので、今回ステンレススチールにも搭載されることになりました。

116515LN

左:116500LN 右:126500LN
4、文字盤6時位置の王冠マーク
SWISS MADEの間6時インデックスの下部分にロレックスのシンボルである王冠マークが入りました。この王冠はオイスターマークとも呼ばれています。オイスターは真珠を生み出す牡蠣にちなみ、最高品質の時計だけを生み出すロレックスの理念を表しています。王冠といえば「王族」「高級」「権力」「威厳」といったイメージを連想しますが、スポーツモデルを牽引するロレックスに相応しいマークといえますね。
また、このSWISS MADEはその名の通りスイスにて製造された時計ということも示しています。SWISS MADEを明記できるのにも様々な規定があります。
・本社がスイスに所在する
・ムーブメントと外装にかかるコストの約60%がスイス国内で発生しなくてはならない
・ケーシング(ムーブメントや文字盤などをケースに組み入れる最終工程)をスイスで行う
・最終検査はスイスで実施する
こういった条件を満たして初めてSWISS MADEの名称を使用することができるのです。
文字盤バリエーションとしては、116500LNと変わらずSSモデルは白と黒文字盤の展開があります。文字盤カラーについて、ブラックのセラクロムベゼルが映える白文字盤の方に人気が寄っていて、相場も高く推移しています。ロレックスの人気筆頭モデルであるデイトナの勢いはとどまることを知りません。
番外編

左:116506 右:116506A
こちらは旧型の通称アイスブルー2モデルになります。アイスブルーとはプラチナのみに採用される特別仕様の色合いで、ひとめで判断ができるようになっています。インデックスにバゲットダイヤがあしらわれているAダイヤルは、まさに至高の1本です。
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