【オーデマ・ピゲの魅力】ロイヤルオークとは

世界3大高級メーカーの1つと言われている世界最高峰のマニュファクチュール「オーデマ・ピゲ」。雲上時計とも呼ばれ、世界中で愛されているスイスの超高級ブランドです。 実は創業以来、一度も創業者の一族の手を離れたことのない最も歴史の長い時計ブランドでもあります。
オーデマ・ピゲはもとより小型化や薄型化など、今とは真逆な方針で時計作りをしていましたが、クォーツショックによる機械式時計を襲った危機から打開するべく発表されたのがこの「ロイヤルオーク」です。高級時計と言えばゴールド製ドレスウォッチが一般的だった当時、初代ロイヤルオークはステンレススティール製で直径39mmという当時では類を見ない大きさを誇っており、『Jumbo(ジャンボ)』の愛称で親しまれ、大ヒットとなりました。
当時から時計デザイナーとして有名だったジェラルド・ジェンタに依頼して製作されたロイヤルオークですが、他にも代表作としてオメガのコンステレーションやパテックフィリップのノーチラスなどが挙げられます。
ロイヤルオークのケースの製作には250以上の工程を必要とし、手作業による表面仕上げが技術力の高さを証明します。なんといっても最大の特徴であるエッジを際立させた角を立たせたような美しいベゼルは他のどの高級ブランドにも決して真似が出来ません。
今回はそんな「ロイヤルオーク」ついてご紹介します。
3世代比較 「15300」「15400」「15500」



左から15300・15400・15500と現行品から旧モデルまで並べています。
スペックを比較してみました。
| 15300 | 15400 | 15500 | |
| 販売年 | 2005年~2011年 | 2012年~2019年 | 2019年~ |
| サイズ | 39mm | 41mm | 41mm |
| 防水 | 50m | 50m | 50m |
| キャリバー | Cal.3120 | Cal.3120 | Cal.4302 |
| パワーリザーブ | 60時間 | 60時間 | 70時間 |
八角形のベゼルと手彫りがされたギョーシェ仕上げの「タペストリー文字盤」、ケース一体型のブレスレットなど、ロイヤルオークの基本的なデザインコードはほとんど変わらず、発表されてから現代にいたるまで代々受け継がれています。
文字盤を比較してみると、
・12時位置APロゴの配置
・automatic表記が廃止
・バーインデックスの長さ・太さ
などの細かいディティールが変更されているのが分かります。
元々の15300はシルバー、ブルー、ブラックと三色展開でしたが、現行品である15500ではシルバーの代わりにグレーが加わった3色で展開されていました。しかし、2020年にファン待望のシルバーが追加され、現在は4色展開となっています。
現行品 15500ST.OO.1220ST.03
ムーブメント
15300と15400は外観のデザイン性やケースサイズは異なりますが、ムーブメントに採用されているのは、どちらも「Cal.3120」です。
このCal.3120はジャガー・ルクルトのCal.920をベースとして自社開発した薄型ムーブメントであり、特徴は22金ローターにオーデマ・ピゲのロゴと創業者両家の紋章が彫金されていること。限られた一流の彫金職人にしか施せないこの紋章にはオーデマ・ピゲの伝統と技術が詰まっています。

15500に関しては新型キャリバーCal.4302に変更されています。
Cal.3120は21,600振動のロービート設計でしたが、新型ムーブメントCal.4302では28,800振動のハイビート設計になり、パワーリザーブも60時間から70時間に延長されたことでより実用性が高まっています。
ロイヤルオーク クロノグラフ
ロイヤルオークが初登場したのは1972年ですが、クロノグラフが登場したのはその約20年後。最初のクロノグラフは通常のロイヤルオークではなくオフショアが初出になります。ケース径が42mmという当時としては大きく分厚い『Beast(ビースト)』という愛称で親しまれたオフショアが登場した5年後にロイヤルオーククロノグラフは生み出されます。
ロイヤルオーククロノグラフもまた、モデルチェンジを繰り返していますが3時・6時・9時位置に配置されたインダイアルというデザインコードは、一貫しています。2008年にはベースカラーとインダイアルのカラーが異なるモデルが登場し、通称「パンダフェイス」と呼ばれており、現在でも非常に人気の高いモデルです。

26331ST.OO.1220ST.01
2017年発表、グランドタペストリー模様の濃く深い青に、インダイアルのシルバーが映えたとても美しいモデルです。
◆AUDEMARS PIGUET ロイヤルオーククロノグラフ
【型番(型番)】26331ST.OO.1220ST.01
【素材 】ステンレススティール
【文字盤 】ブルー文字盤
【ベルト】ブレスレット
【ムーブメント】 自動巻き
【ケースサイズ 】41mm
【防水性能】50M防水
【付属品】箱・国際保証書
【商品の状態】中古
【保証】1年
オーデマ・ピゲでは2022年が明けてすぐに主要モデルを対象に約10%弱の定価改定が行われました。前年2021年も年が明けてすぐに約7%、そして同年の9月頃に今度は10%超の値上げを行っており、時をあけずに大きな上げ幅で改定を行なっています。
考えられる要因として現在世界を襲っているコロナウイルスの影響の為ヒトとモノの流通が制限されているということ。これはオーデマ・ピゲに限らず海外製の高級時計ブランドにも共通します。輸入品を中心に、多くのモノの価格が上がっているのです。
今後ますます実勢相場の高騰、流通数の減少も考えられるまさに「雲上時計」。
誰もが夢見るオーデマ・ピゲ ロイヤルオーク、貴方の時計コレクションに加えてみてはいかがでしょうか。



